加古川 利彦~ボタニカルアート展~開催のお知らせ
2023年05月26日
加古川 利彦 ~ボタニカルアート展~ 開催のお知らせです。
1.ボタニカルアート展
開催期間:2023年 6月 1日(木)~7月 2日(日)
場 所:「花の大温室」内入口付近
2.加古川 氏によるボタニカルアート教室、オリジナルグッズ販売
開催期間:2023年 6月 3日(土)、4日(日)、17日(土)、18日(日)
場 所:「花の大温室」内入口付近
※教室は有料です。
◇ボタニカルアートとは◇
簡単に言うと「植物の姿を正確で精密に描く、植物図鑑のための植物画」です。
時は昔、まだ写真がなかった頃の時代、ヨーロッパ諸国が競い合って世界各地を探求するようになりました。
まだ見たことのない動物や植物を求めて・・・。
やっとの思いで辿り着いた陸地には、見たことのない物ばかり。ただ自国に戻るまでには、何もかもがもたない代物ばかりでした。そこで植物などは学者と画家がペアーを組み、植物的にも正しく詳しい絵が続々と本国に送られました。送られてきた絵があまりにもすばらしいことから、19世紀のイギリスやフランスで大流行しました。これがボタニカルアートの始まりです。
日本でも今やホテルやレストランのインテリアとして定着し愛好されています。
ただ、その絵はまだまだ一般的ではなく、日本国内で絵のジャンルとして確立してきたのは35年程前です。
そして最近になり自然志向の流れと共に、静かなブームを迎える様になりました。
◆ボタニカルアートの約束事◆
ボタニカルアートには、4つの大きな約束事があります。
1.植物の特性を変えない。(植物名に「ニセ」や「モドキ」が付く物と付かない物を正確に!)
2.実物大に描く。
3.背景に色を塗らない。
4.人工的なもの(花瓶や植木鉢など)を描かない。
【加古川 利彦 氏よりコメント】
ボタニカルアートは皆さんが知っている草花をモデルに描いた作品となりますが、植物の意外と知らない姿や形に気づくことが面白いと思います。
私の作品から色々な気づきや感情を読み取っていただけると嬉しいです。
★ボタニカルアートの基本は植物画ですが、今回、掛川花鳥園での開催に合わせ野鳥の絵画も展示されます。